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村田 早耶香さん(かものはしプロジェクト共同代表)

今起きていることは変えられる

村田さん1

【プロフィール】
 1981年東京都生まれ。
 2004年フェリス女学院大学国際交流学部卒業
 2001年第二回子どもの商業的性的搾取に反対する世界会議若者代表。
 2003年Youth Development and Peace(世界銀行主催)に、唯一の日本の若者代表として参加。 
 日経ウーマン「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2006」リーダーシップ部門を史上最年少で受賞。
 2006年度日本青年会議所人間力大賞・参議院議長奨励賞受賞。
 2007年JCIより、過去にケネディやキッシンジャーが受賞したTOYP(TheOutstanding Young Person)受賞。
 「児童買春という悲劇をなくしたい。世界の子どもたちが笑って暮らせる世界を創りたい」とかものはしを創業。

NPO法人かものはしプロジェクトのウェブサイトはコチラ


私はアジア人という意識

 私は今カンボジアで活動しているわけですがその背景には中学生のときから、アジア人としての意識を持っていたことがありました。
 私の家では中学生の頃からアジア各地からの留学生のホームステイを受け入れていたので、自分はアジア人なんだということを自然に感じながら育ちました。

 そのような家庭環境で育っていたので、国際協力に興味を持ち大学を選択しました。そこでは、UNDP の弓削先生、UNSPA の池上先生からいろいろな国際問題を学びました。


 その中でも転機となったのが大学2年生の頃に児童買春の問題について、学んだ時です。

 そこで、取り上げられていたのは、タイの15歳の少女の話。15歳の少女が、両親を助けるために売春宿に行く。エイズに感染し、死んでしまう。

 たった4歳しか違わない子が、生まれた国が違うだけでこんなにもひどい状況があるということに衝撃を受け、本当にこんなことが起こっているのか確かめるためにタイのスタディーツアーに参加しました。


 タイに行ってみると、状況は良くなっているものの、未だ母子感染でエイズに感染したエイズ孤児が孤児院にいました。お母さんは死んでしまって、お父さんは誰かわからない。
 そんな状況を目にした時、私は憤りを覚えこの状況を変えなくてはいけないと思いました。子どもは守られる権利があるのにまったく守られていない。現実にどうにかしなくてはいけないと思いました。

村田さん2



起業という選択

 そこでまずはこの問題の根本がどこにあるのかを徹底して調べました。とにかく、本を読みました。それから、NGOの講演会に参加して、色々な人から学ぶことに励みました。

 そうして学んで行くうちに、私はこの問題を人に伝えたいと思うようになりました。

 そしてユニセフ協会が主催する合宿に参加し、日本の代表として児童買春問題の現状を国際会議でスピーチする機会が与えられました。
 ここから、この問題をより多くの大学生など自分と同じ世代の人に伝えることに努めました。また大学の授業で5分だけカンボジアの現状を伝える時間をもらったら、そのまま90分しゃべったこともあります。

 また、各国の子ども・若者代表と作った子ども若者アピールは、国連の文書になりました。


 会議が終わった後、「結局は誰かが現場で頑張らないと、傷つく子どもたちは減らない」と感じました。児童買春問題をなくしたいと想いを伝えていくなかで、仲間が増えてきましたが、自分の人生をかけてとか、リスクを取ってまでやる人はそうは簡単には出てきません。

 「明日子どもが死ぬからやらなくちゃ」と思ってやっている自分は一人での活動に限界を感じ始めました。


 そんな時、出会った人たちから、「起業をして社会問題を解決する事業をやろう」と声をかけられました。私は経済性と社会性を両立できる社会的起業は将来性があると思ったので起業することを決意しました。

 児童買春問題を解決しようと活動している人が、日本国内に少なかったこともあり、「現場を見てしまった自分がやらなければという使命感を感じたのも起業を目指すきっかけでした。


 起業にあたっては経営コンサルトの方から、週末にお時間をいただきアドバイスを受け、ビジネスで使っている手法を用いて、事業モデルを作っていきました。

 また、活動をしながら、今は共同代表となっている二人との役割分担が決まっていきました。
 この役割分担を出来たことが事業を続けていける要因になっていると思います。



今現場で起きていることは変えられる

 私が、こうして活動を続けられるのは、現場の子どもたちと会っているからです。

 私にとっては、子どもたちは遠い国の子ではなく、近所にいる○○ちゃんという感覚です。私は人格形成が「アジア人」という感覚なので、日本も台湾もタイもカンボジアも自分の中の感覚としては同じなんです。

 その中で、カンボジアの人が苦しんでいるのは、隣人が苦しんでいるのと一緒で、どうにかしたいと考えています。
 しかも、昔起きたことは変えられないけど、今起きているのだから変えられますよね。それが取り組んでいる理由になります。


 今は行動する前から迷っている学生が多いという感じがします。こっちを取ったらメリットがあるかなとか、有利かなとかを考えている学生がすごく多いなと思います。

 私は頭で悩む前に行動すべきだと思います。


 例えば、ネパールの支援がしたい人がいたら、行ってみないとその国に命かけられるかなんてわからない。行ってみると結構寒いから絶対住みたくないとか、人によってはそう思うかもしれない。

 知識や想像だけじゃわからないですよね。頭で考えて悩むなら一回行動してみて悩んでみた方がいいのではないか思います。NGOの講演会に行ってみたり、国連に行きたいのなら、インターンしてみたり。

 また、興味が広がったり狭まったりして、自分のやりたいことがみえてくると思います。進んでいくからこそ見えるものがあって、だからこそ、進んでみて欲しいと思います。
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